2013 8月15日 投稿
総合健康学コラム VOL4

これまで、頭痛についての現状と原因について話をしてきました
では、少しまとめましょう。

頭痛のタイプとして
1:緊張型頭痛
2:片頭痛
3:群発頭痛
と大きく3つのタイプありましたね。

そして、頭痛の根本的な原因は
1:血の巡りの悪さ
2:気の巡りの悪さ
と巡りの悪さということは理解して頂けましたでしょうか。

そのような根本原因を作り上げる要因として
1:姿勢の悪さ
2:神経系のバランスの崩れ
3:ストレス
4:食生活の崩れ
5:運動不足

があげられます。

では、実際の対策(治療)としてはどのようなことがあるのでしょうか。

まずは、薬物療法です。

薬物療法として良く使われるのは、
1:鎮痛剤
2:筋弛緩剤
3:湿布剤
4:片頭痛改善剤

などです。

しかし、これらはすべて対症療法に過ぎず、根本原因を改善するには至っていません。
ただ、痛みは非常に辛いので、まずは「痛み」を取るという意味では、一時的に利用するには良いのではないでしょうか。特に、吐き気を伴う片頭痛は大変苦しいものです。近年、片頭痛改善剤によって、吐き気などが起こらない前に対策ができるようになりました。近代医学の発展は素晴らしいものですね。

では、根本原因を改善するにはどうすれば良いでしょうか?
もちろん、前回お話ししたように根本原因を作り上げる要因を改善することが大切です。
また、治療という観点から見ると、巡りの改善、特に気の巡りを改善するには、鍼灸や漢方などがあります。
伝統医学は、人体の全体像を捉え気の巡りを研究して対策をしていけるので、鍼や灸でツボを刺激して気の巡りを改善したり、「漢方」などの気の流れを変えられる植物の服用によって気の巡りを改善することができるのです。

このように、近代医学の良さと伝統医学の良さを理解して、根本的な原因を取り除くことがとても大切であるということですね。

これからも様々疾患や悩みをあらゆる角度からお話して行きたいと思っています。

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